障害者雇用率が引き上がります。
こんにちは。
社会保険労務士試験科目のひとつに労務管理その他労働に関する一般常識(通称労一)があり、その範囲に障害者雇用促進法が含まれています。
そのなかの頻出項目のひとつに障害者雇用率があげられます。
この数値、現在一般企業は2.3%となっており55人以上雇用する職場で雇用義務が発生します。
今回、この雇用率が2.7%に引き上げられることが決まりました。この引き上げ幅0.4%は障害者雇用義務を定めた1976年以降最大とのこと。
まずは24年4月から2.5%(40人以上の企業で雇用義務)、その後26年7月から2.7%(38人以上の企業で雇用義務)になるそうです。
目まぐるしく変わるので大変ですね。
なお、22年6月時点で企業に雇用されている障害者は61万人と過去最多ですが雇用義務を達成している企業の割合は48%にとどまっているそうです。