昭和を引きずる年金制度
こんばんは。
年金制度が問題になっています。
国民年金の第3号被保険者など、問題点を指摘するのは簡単ですが、結局今の制度で恩恵を受けている人がゴマンといるわけで、そうしたひとに、「時代が変わったから我慢してくれ」と言ってもなかなか難しいところです。
でもやっぱり厚生年金の遺族年金の逆男女間格差や時代に合わない制度設計は見直した方が良いような気がします。
例えば、いくらなんでも30才の子どもなしの未亡人に終身で遺族年金を支給するのは、昔はそうしたひとにが適切な仕事を見つけるのはむずかしかったでしょうが、今はそもそも30才の女性が再就職するのはそんなにハードル高くないと思うんですよね。20代で夫を失った場合と同じく5年くらいで良いしょう。
こうした制度が女性だけに認められているのも、やはり問題です。男性だって主夫の人、いるでしょう。今は男性の場合、55歳以上でないとそもそも遺族年金をもらう資格が与えられません(子どもがいれば一定の救済措置がありますが)。
こうしたことは新規の裁定から見直していけば既得権は守られるので、そんなこんな抵抗ないと思うんですがどうでしょうかね。