女性の社外役員は引っ張りだこ
こんにちは。
先日の報道でノルウェー政府年金基金が女性役員ゼロの場合、経営トップの回線議案に反対票を投じるとの報道がありました。
この基準、企業の役員候補選任に大きな影響があると思います。
現在日本の上場企業の社内役員で女性がいないケースは沢山あって、先日のキャノンの役員改選でも、役員候補に女性がいないために御手洗さんの改選賛成率が50%強とギリギリでした。
女性の社内役員候補を確保できない会社はますます当面は社外役員で女性を確保していくことになるでしょう。
既に女性のタレント、ジャーナリスト、コメンテーターや弁護士、会計士などの専門家が社外役員になるケースは多いですがますます増加していくでしょう。でもこれって我々が本当に目指す姿なのでしょうかね。結局数合わせ以外の何者でもなく、企業は無駄なお金ばかり使って形だけ整えているとしか見えないような気がします。
企業には単なる数合わせではなく趣旨と自社の実態に応じた対応を正々堂々と進めてほしいと思います。