失業給付のあり方の見なおし
こんにちは。
現在、失業したときの保障として、自己都合で失業した場合、失業給付を受けるには、待機期間7日間後、2ヶ月の給付制限期間を経過して始めて受給を受けることができます。
これでは労働者が保障がないため転職したくてもなかなか転職できないのではないか、として失業後速やかに失業給付を受けられるようにする制度が検討されています。
労働市場をなるべく流動化して成長市場へ労働者を移動させたいと言う狙いがあるようです。
これってどうなんでしょう?
まあ、ホワイトカラーの労働者なら通常、転職先を決めないで退社して失業状態に入ることはないので、この検討、あまり意味がないような気がします。
本当は再就職する意思がなくともとりあえず失業給付だけもらっておくという人も多いと思いますが、そうした人が給付を早く受けとれるだけ、あるいは再就職先が決まっているけれど1ヶ月あるいは2ヶ月インターバルを置くという人に給付の機会を与えるだけであまり効果がないような気がしたのですがいかがでしょうか?